加盟施設詳細

助松寮

児童養護施設とは

児童養護施設は、児童福祉法第41条の規定に基づき、保護者のない児童、虐待 児童養護施設運営指針5されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

施設の特徴

助松寮は1946(S21)年9月1日に明るく温かい家庭的環境を特色として開設しました。

平成元年度より、中舎グループホーム制を取り入れ、一つのホームを一つの家族単位とし、24時間子どもと職員が寝食を共にする中で、できるだけ温かい雰囲気の中で、安心・安定した生活を送れるように心を配り、育ちあいを大切にしています。職員が食事作りを行い、ホーム単位で季節ごとに行事を企画したり、ホーム主体の自治を推し進めてきました。

現在は中舎グループホーム3ホーム、小規模グループケアホーム1ホーム、地域小規模児童養護施設3ホームの計7ホームで、(定員)63名の子ども達が生活しています。

「施設は、家庭から離れて暮らす子どもたちの生活の場であり、助松寮は子どもたちにとっての家庭となる」を理念の下、養育の3本柱「失敗の許される場、大人との信頼関係の回復、情緒の安定」を目標とし、子ども達が心身ともに健やかに育ち、有する能力と可能性を伸ばし、自己実現という夢に向かって熱意と積極性を持って職員の和を大切にしながら“元気で仲良く朗らかに”をモットーにチーム実践と専門性の向上を心がけ、安心感のある生活を営むことが出来るように、日々、努力しています。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2018年 4月1日
年齢:26歳
出身校:花園大学(京都府)
所属:助松寮
職種:児童指導員
保有資格:社会福祉士 社会福祉主事任用資格

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    初めは大学の社会福祉実習で助松寮に実習にきたことがきっかけです。その後もボランティアとして関わり、実習期間よりも子どもたちが明るく毎日を送り一生懸命な姿に惹かれました。働いている職員の関係性の良さや職場の雰囲気がとても明るく、こんな職場で働けることが出来たらなと思い、入職を決めました。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    子どもとホームで生活を送っている中で、学校のことや施設の生活で子どもの頑張りや成長を傍で感じられることが出来るところです。日々子どものことでたくさん悩み、養育や支援について葛藤を感じながらもホームで組んでいる職員と考えている時や、仕事をしている時に先輩等に褒められた時にやりがいを感じます。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    キャリア(年数)が上がり、気が付けばもう中堅の立場になりました。新任職員には見本となる存在になること。さらには、キャリアが上がるにつれて、役割も変わってきます。子どもと一緒に過ごす生活や、行事で中心となり、施設を引っ張っていける存在を目指していきたいです。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    どんなきっかけであっても、児童福祉業界に興味や関心を持った人と共に切磋琢磨し一緒に働けることを願っています。子どもの成長だけでなく、その子どもが自分自身の身も心も成長させてくれます。「子どもの為に」を考えられる同志と一緒に働けることを待っています。

入社年月日(西暦):2020年4月1日
年齢:21歳
出身校:武庫川女子大学短期大学部
所属:助松寮
職種:保育士
保有資格:保育士、幼稚園教諭二種

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    一年次の施設実習で、助松寮でお世話になり、それまで全くと言っていい程知らなかった児童養護施設のことを知りました。実際にみた子どもたちの姿に、自分の持っていたイメージといい意味での違いを感じ、もっと知りたいと思いました。また、生活を共にすることで子どもたちとの距離をより近く感じ、子どもたちにとっての家庭となることを目指す助松寮にとても魅力を感じました。他の施設の見学にも行かせて頂きそれぞれの魅力を感じましたが、子どもとの距離感や生活スタイルに惹かれ、助松寮に入職しました。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    子どもたちのふとした瞬間に見せてくれる笑顔や、何気ない会話の中で出て来る可愛い表現に、日々癒されています。せわしない日常を過ごしていますが、子どもたちが寝ている顔を見ると、幸せな気持ちになります。お風呂に浸かって気持ちいいと言っているところを見たり、自分の作ったご飯を美味しいと言ってくれたりするととても嬉しく、やりがいを感じます。色んな事が起こる毎日ですが、子どもの可愛い瞬間が見られるので、頑張れているなと思います。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    研修の機会を設けて頂ける環境にあり、実際に子どもたちと日常生活を送る中で知らないことが多いことに気付かされ、気になることや学ぶべきことも多いと感じているので、自分の興味のあるところから、少しずつでも知識を付けて行きたいです。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    この仕事を、本当にやりがいのある仕事だと感じています。児童福祉について学んでいる人も、自分の様に保育士を目指している間にこの業界を目指そうと思った人もいると思います。色んなことが起きる毎日ではありますが、子どもに対して「可愛い」という気持ちがあれば、乗り越えられると思います。自分の持っているイメージがあると思いますが、実際に見てみると少し違って感じるかもしれません。自分の目で見て、感じて、自分の志望に合ったところを見つけて欲しいと思います。

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