加盟施設詳細

聖家族の家

児童養護施設とは

児童養護施設は、児童福祉法第41条の規定に基づき、保護者のない児童、虐待 児童養護施設運営指針5されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

  • 運営法人

    社会福祉法人 聖家族の家

  • 住所

    〒546-0033 大阪市東住吉区南田辺4丁目5番2号

  • 電話番号

    06-6699-7221

  • メールアドレス

    holyfamily@luck.ocn.ne.jp

  • 施設ホームページ

    http://seikazoku.com

施設の特徴

こどもたちの明日の幸せを願って、地域とともに歩む

「おはよー!」毎朝、天使のように眠っているかわいい子どもたちを起こすことから、私たちの一日が始まります。

昭和8年、フランスから日本に派遣されてきた愛徳姉妹会の修道女(シスター)4人が、生活困難者への支援を行うセツルメントを開設したのが「聖家族の家」の始まり。戦後すぐに元兵舎を借り受け、戦災孤児や母子家庭の生活困窮者を収容。世界中から善意に満ちた様々な援助が寄せられ、窮状を切り抜けることができました。

現在の児童養護施設「聖家族の家」は、様々な理由により家庭で暮らせない子どもたち約120人が、地域との交流やご近所のつながりを大切に、地域に点在する7つの分園型グループホーム(内、地域小規模児童養護施設4ヵ所)と、本園の小規模ユニット型ホーム8つの、計15ホームで生活する、カトリック精神に基づいた養育施設です。

それぞれのホームが6〜8人前後の少人数で、就学前の幼児さんから高校生・大学生・専門学校生等と、幅広い子どもたちが「縦割り」で生活し、全て男女混合(兄弟姉妹も同じホーム)で暮らします。また併設している乳児院「聖母託児園」(0歳~2歳)からの措置変更は可能な限り聖家族の家へと、同法人内での養育者の想いを最大限に生かせるよう、繋がりある養育を心掛けています。15ホームそれぞれが、ひとつの家族として愛着関係を育み、一人ひとりの違いを大切に、子どもたちがありのままで安心して生活することができるよう、住込みを含めた担当制をとり入れ、寝食を共に生活しています。当然のことながら、それぞれのホームごとに生活の流れがあり、雰囲気もさまざまです。四季折々、ホーム旅行なども通じて、日常生活における自然な環境の中で助け合い、認め合い、協力し、心が安らぐような家庭的な雰囲気を大切にしています。

聖家族の家は、制度が整う以前から地域にある分園の運営(昭和54年)はもとより、心理担当職員及びケースワーカー(FSW)等の配置(同、昭和47年)も行ってきました。また可能性のある子どもに対しては、国内外と視野を広げ、新しい家族を提供する「養子縁組」委託を積極的に進める等、様々な事業を行い現在に至っています。決して制度ありきの考えではなく、職員や子どもたちにとって必要なこと、大切なことを発信し続けてきた結果、実現することができたものです。『聖家族の家』は、今までも、またこれからも、そうでありたいと思っています。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2013年4月1日
年齢:28歳
出身校:薫英女子短期大学
所属:児童養護施設
職種:保育士
保有資格:保育士 幼稚園教諭

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