加盟施設詳細

リアン東さくら

母子生活支援施設とは

母子生活支援施設は、児童福祉法第38条の規定に基づき、配偶者のない女子又母子生活支援施設運営指針5はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所したものについて相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

  • 運営法人

    社会福祉法人みおつくし福祉会

  • 住所

    〒537-0022 大阪市東成区中本4丁目1番22号

  • 電話番号

    06-6972-6010

  • メールアドレス

    higashi@sakuraen.jp

  • 施設ホームページ

    https://www.sakuraen.jp

施設の特徴

母子生活支援施設は、前身の母子寮の時代から「母と子が共に生活しながら支援を受けることができる唯一の児童福祉施設」として、安心安全な環境を保障し、自立に向けた様々な支援を行ってきております。

 当施設は、東さくら園として昭和47年4月より大阪市の東部に位置する東成区で運営を始め、令和元年の施設建替えに伴い『リアン東さくら』と名称も新たになりました。

「リアン」はフランス語で「絆」を意味する“LIEN”と「笑っている」を意味する“RIANT”にちなんでいます。「絆」を大切に、一人ひとりが「笑顔」で生活し旅立ってほしい、という私たちの想いが込められています。

 

 特徴的な取り組みとして、

1.自尊感情の構築や自己肯定感を高め、よりよい人間関係を構築する事をねらいとしたプログラムを始め、多様なエンパワメントプログラムを実施しています。

2.産前から産後6か月の赤ちゃんの子育て家庭に家庭訪問を行う中で、赤ちゃんの健やかな成長、発達とより良い親子関係づくりをサポートする、家庭訪問事業を実施しています。

3.民生委員・主任児童委員との地域協働事業「ひだまり」(退所児・地域児童学習支援事業)を実施し、退所後の学習支援や居場所づくり、食の提供等の支援をしています。

 リアン東さくらは、50世帯のお母さんと子どもたちと職員が、ともに自立に向けて歩み奮闘しています。お母さんと子どもたちは様々な事情があり施設を利用されています。だからこそ、私たちは日々を重ねる中で生まれる感情、良いことも悪いことも、笑いや涙も共に共有し、子どもたちやお母さんの力になりたいと思っています。子どもたちの持っている限りない力と可能性、子どもを思うお母さんの深い愛情と力強さ、そして自立に向けて歩む奮闘と希望、一つひとつの積み重ねが人生の宝物になります。

皆さんが施設を出て地域での生活をスタートするまで、また退所後の地域生活でもいつでも頼れる施設―地域の母子支援の拠点―として地域の方々やご支援頂いている皆さまとともにサポートしてまいりたいと思います。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2019年4月1日
年齢:23歳
出身校:龍谷大学
所属:リアン東さくら
職種:保育士
保有資格:保育士 幼稚園教諭二種免許状

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    大学の授業で母子生活支援施設が取り上げられていました。母子で生活が出来る唯一の児童福祉施設に興味を持ったことがきっかけです。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    リアン東さくらの施設内保育では6カ月から2歳までの乳幼児をお預かりしています。子どもたちの「出来た!」の瞬間に立ち会える事等、日々成長していく子どもたちを支援できる事、またお母さん方とともにわが子の感動を分かち合えた瞬間にやりがいを感じます。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    今は子どもたちの日々の成長を見ながら、お母さん方の要望に出来るだけ沿うような形で保育を行っています。ゆくゆくは先輩職員の様にお母さん方の困り事を事前にキャッチし、的確にアドバイスが出来るような保育士になっていきたいです。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    日々、人の輪やつながり、温かみを感じながら働く事が出来る業界が児童福祉業界です。やりがいもたくさんある業界ですので、是非頑張って下さい。

入社年月日(西暦):2021年4月1日
年齢:23歳
出身校:神戸女子大学PI校 健康福祉学部 社会福祉学科
所属:リアン東さくら
職種:少年指導員
保有資格:社会福祉主事資格・同行援助者資格

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    中学校の頃から母から福祉士について教えてもらい、何か人と関り役にたてる仕事に就きたいと考えていました。大学の就職活動の際に、いまの職場の先輩が説明会におり施設の紹介をして下さった際に興味を持ち、私自身も母子家庭だったため母子支援が出来る職に是非携わりたいと思ったのがきっかけです。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    少年指導員として、子どもと関わる時間が多いのですが、何気ない公園遊びや習い事の帰りの「楽しかった」や普段関わらない子ども同士で「また明日も遊ぼな」などの話をしているのを聞くと、喧嘩を止めたり、子ども同士の関係づくりを行ってきたかいがあるなぁと感じます。 また、こどもたちが夏休みの宿題を最後までやりきったり、不登校の子どもがクラスの子話せるようになったりした場面や、学童行事が無事に成功で終わったとき等にたくさんのやりがいを感じます。さらに、お母さんと子どもの話をさせてもらう際に「学童が楽しいって言ってました」「ありがとうございました」というお母さんの言葉にもやりがいを感じる事があります。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    まだ勤め出して1年目なので、何年後に何をして…という明確なビジョンは見えていません。しかし、職場の先輩のように、連携し社会資源と繋ぐことや、子ども達の成長につながること、新しい体験ができるような場を作れるようになることが今の目標です。また、子ども同士のトラブルにも対応できるように、支援力や解決策の提案力を培いたいと思っています。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    「やってみる」「私が楽しむ」を大事にして、自分のしたいことを突き進んでくださればいいと思います。思っている10倍の楽しさ、大変さ、やりがい、新しいことがある業界ですので是非そのまま頑張ってください!

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