加盟施設詳細

弘済のぞみ園

児童心理治療施設とは

児童心理治療施設は、児童福祉法第43条の5の規定に基づき、軽度の情緒障害を有する児童を、短期間、入所させ、又は 保護者のもとから通わせて、その情緒障害を治し、あわせて退所したものについて相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

施設の特徴

「弘済のぞみ園」は吹田市と豊中市にまたがる千里ニュータウンの緑豊かな丘陵地にあります。万博記念公園にも隣接し、多種多様な植栽により、四季折々の彩りにあふれる自然豊かなところです。

「弘済のぞみ園」は大阪市直営の「児童養護施設・大阪市立弘済院児童ホーム」を前身として、2006(H18)年4月にみおつくし福祉会が大阪市の指定管理者として選考され、児童養護施設「みらい園」と情緒障害児短期治療施設(現在児童心理治療施設)「のぞみ園」の複合型施設として誕生しました。

被虐待経験、情緒不安定、知的障がい、発達障がい、愛着障がいなど、様々な原因によって感情や行動のコントロールに困難を抱え、家庭や学校等で不適合をおこし、その結果地域での社会生活が困難になった子ども達が生活しています。子ども達は安心・安全な環境と、信頼できる大人の存在の中で大切にされる体験を重ね、自己肯定感を取り戻すとともに、共に成長しようとする仲間と一緒に自分自身の課題に向き合い、自立する力を養っています。その他にも常に子ども達自身が自主的に考える活動を支え、「話し合い活動」や「クラブ活動」など様々なグループワークを取り入れ、盛んに行っています。

職員は「生活」「心理」「教育」「医療」の4本柱として、生活職員、心理職員、教職員、医療スタッフがそれぞれの専門性を活かし、協働しながら生活を治療的な経験に結びつけた取り組みを行っています。家庭復帰や児童養護施設への措置変更、自立にむけ、家庭、地域や関係機関と共に、子どもを支えるネットワークづくりを勧めています。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2019年4月1日
年齢:23歳
出身校:龍谷大学
所属:児童心理治療施設 弘済のぞみ園 女子フロア
職種:保育士
保有資格:保育士、幼稚園教諭

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    子どもが好きで保育士になりたいという夢があり、資格を取れる大学に進学しました。大学で施設実習に行き、施設で生活している子どもと関わる中で、このような、親から愛情を受けることが出来なかったり、多くの困難を抱えている子ども達の成長を手助けしたいと思い、保育園や幼稚園ではなく、児童福祉施設への就職を考えるようになりました。 大学時代の担任の先生から勧められ、みおつくし福祉会の就職セミナーに行った際、弘済の職員さんが親身に話を聞いてくれ、仕事についても生き生きと話をされている姿を見て、弘済にとても魅力を感じました。その先生に「弘済においで」と誘ってもらったのがきっかけで、入職を決めました。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    施設に入所してから、出来ることが増えたり落ち着いて生活ができるようになったりと、支援を行うことで子ども達の成長が感じられたときや、なかなか心を開かなかった子どもと、時間をかけて関わりことで、信頼関係が築けてきたと思えた瞬間にやりがいを感じます。また、子ども達からの「だいすき」や、「園に来てよかった」という言葉も私にとっての大きなやりがいです。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    育て直しを行うという意識を持って、子ども一人ひとりに寄り添える保育士になりたいです。子どもの特性を理解し、一人一人に合った支援を実施できるよう、今後も学びを深めていきます。 まだまだ未熟ですが、先輩方のような保育士になれるよう、子どもと一緒に自分自身も成長していきたいです。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    大変なことやしんどいことももちろんありますが、それ以上に、楽しさや嬉しさが数えきれないほどあります。子ども達の人生に寄り添い、そして子どもと一緒に成長できるそんな素敵な仕事だと思います。ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!

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