加盟施設詳細

北さくら園

母子生活支援施設とは

母子生活支援施設は、児童福祉法第38条の規定に基づき、配偶者のない女子又母子生活支援施設運営指針5はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所したものについて相談その他の援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

施設の特徴

【北さくら園 4つの理念】
・子どもが未来に希望が持てる社会を目指す
・地域と協働し、子どもの健やかな成長を支える
・母と子の自己実現を目指し、主体的に生活できるように支援する
・母と子の多様性を尊重し、ともに生活課題に取り組む
北さくら園は児童福祉法に定められる母子生活支援施設です。大阪市東淀川区の北東部に位置し、阪急相川駅から徒歩約5分、近隣には大学・短大・高校があり、朝夕は学生の登下校で溢れるような中にあります。一階には同法人の保育園が合築された5階建てで、現在認可定員50世帯で運営をしています。
施設では、様々な理由で施設を利用される母子家庭に対して、各世帯の生活を尊重しつつ、学童保育、補完保育、リフレッシュ保育、学習支援、就労支援、心理カウンセリング、家事援助、同行支援、子どもの養育に関する相談、助言並びに関係機関との連絡調整などの支援に日々力を注いでいます。施設を利用されているうちから、施設を出られた後のことをイメージして、できるだけ地域生活へスムーズに移行できるよう、可能な限りの社会的サービスにつないでいきます。また地域生活を始められてからも、引き続きアフターケアで関わっています。
 北さくら園の周辺は公営住宅が多く、地域生活へ移行される際にはそれらの住宅を含む施設近隣を選ばれる世帯がとても多くおられます。子ども達が学校を変わることなく、施設も地域のひとつとして子どもの健やかな成長を支え、見守り、そして困ったときには母子ともに気軽に相談に訪れることができる、そんな施設であり続けられるよう願っています。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2021年4月1日
年齢:20歳
出身校:大阪教育福祉専門学校
所属:母子生活支援施設 北さくら園
職種:少年指導員
保有資格:社会福祉主事任用資格、保育士資格

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    実習で行った児童養護施設でファミリーソーシャルワーカーの存在を知り、子どもの支援だけでなく親の支援をしたいと思いました。そこで、親と子が生活している母子生活支援施設の存在を知り、働きたいと思ったのがきっかけです。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    悩みや問題を一緒に解決した時や子どもが私の話を聞いて、自分から変わろうとしてくれた時はうれしく感じます。また私が利用者さんの役に立ててお礼を言われたときや自分が計画した、行事などをみんなが楽しんでくれた時にやりがいを感じます。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    将来、私は母子生活支援施設で働く少年指導員として利用児、利用者を理解し、ニーズをもとに対象の家庭が幸せに生活できるような支援をしていきたいと思っています。そのために対人援助スキルの向上や多くの制度を学んで行くことが必要だと思っています。社会人1年目であり、学生時代に学んだことを実践で活かしていくこともまだ難しい部分はありますが、今後も丁寧に利用者支援に携わり、一人でも多くの人が望む未来に向かえるよう利用者・利用児が自己決定・自己選択ができる機会を作り出せる少年指導員になりたいと思っています。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    学ぶことや辛いこと悲しいことも多く、時に折れそうになる時もありました。ですがそれ以上に、現場ではやりがいを感じたり嬉しいことがたくさんあり、この仕事をしていてよかったなと思います。

入社年月日(西暦):2017年4月1日
年齢:27歳
出身校:関西福祉科学大学
所属:社会福祉法人みおつくし福祉会 母子生活支援施設 北さくら園
職種:母子支援員
保有資格:保育士

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    もともと児童虐待に関心があり、大学では心理学を専攻しながら保育士の資格を取りました。学びを深めていくなかで、児童虐待の被害を受けた後のケアだけではなく、そもそも児童虐待を未然に防ぐことはできないのか、未然に防ぐために何か自分にできることはないのかと思っていたところ、母子生活支援施設の事を知り、今の職場に入職を決めました。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    利用者に「ありがとう」「助かった」「施設に来れてよかった」と言ってもらえる時です。そして、子どもたちの成長を母親と一緒に間近で見て、感じて、共感させてもらえるということは、母子生活支援施設で働いているからこそ感じられる喜びだと思います。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    特に考えていませが、この仕事をしていて「あぁ~この仕事が好きだな~」と思うことが多いので、もうしばらくはこの仕事を続けているのではないかなと思います。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    この仕事を何年続けていても大変なことも、しんどい事も、自分の不甲斐なさにがっかりすることもあります。しかし、いつかどこかで自分の蒔いた種が芽を出すかもしれない。もしかしたらその芽が綺麗な花を咲かせるかもしれない。そう思うと私はワクワクします。福祉の仕事を選ぶにあたり、いろいろと不安に思うこともあるかもしれませんが、いつか仕事でご一緒できることを楽しみにしています。

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