加盟施設詳細

池島寮

児童養護施設とは

児童養護施設は、児童福祉法第41条の規定に基づき、保護者のない児童、虐待 児童養護施設運営指針5されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設である。

施設情報

施設の特徴

【児童養護施設・大舎制】

本体+地域小規模児童養護施設1

 当施設は、艀(はしけ)事業に従事する港湾労働者の子ども達を預かる施設として、昭和37年に、財団法人 大阪港湾福利厚生協会により、海の子中学寮として、設立されました。

 昭和40年、港湾労働法の施行及び船内居住の禁止等により、入所児童が徐々に減少。一般養護児童の入所と小学生も受入れ、昭和53年、社会福祉法人 海の子学園として、池島寮がスタートしました。

 現在大阪市内では、最小の30名定員大舎制として、最小定員であることを利点と捉え、児童一人ひとりの、「大切にされている」「受け入れられている」という安心感を実感できる機会を大事にしています。

 支援においては、あらためて「愛着障害」に目を向け、全職員で研修会を始めました。集団生活でありながら、環境的にも情緒的にもほっとできる、より個別性の高い生活環境を目指しています。

 立地環境は、周囲を市営住宅が囲み、小学校が隣に位置しています。また、中学校も徒歩5分の圏内にあります。この立地が示すとおり、地域住民の方、学校教員の方とは常に情報交換を行い、密接な関係を作っています。

 地域ボランティアの要である、地域活動協議会をはじめ、子ども会、青少年指導員会、小学校、中学校のPTA実行委員会等へ職員を派遣しています。毎年11月に行われる「池島ふれあいまつり」は、地域活動協議会と池島寮が共同主催し、近隣の公園を使用して、お年を召された方から子どもまで、地域住民の参加を呼び掛けています。また、毎月第一土曜日には、同じく地域の方々と協力し、池島寮の食堂を利用して、独居老人を対象とした喫茶店「ふれあい喫茶」を開店し、たくさんの方々にご好評をいただいています。

 このように、様々な取り組みを地域と共同で行う事により、地域福祉の活性化も目指しています。

先輩職員の声

入社年月日(西暦):2015年4月1日
年齢:29歳
出身校:佛教大学
所属:社会福祉法人 海の子学園 児童養護施設 池島寮
職種:児童指導員
保有資格:社会福祉士

  • 入職のきっかけを教えて下さい

    現在所属している池島寮で現場実習を体験し、非常に充実した時間を過ごせた事。 児童、職員が、また池島寮に来てほしいと、求めてくれた事。

  • どんな時にやりがいを感じますか?

    自分が、子ども一人ひとりの人生に、深く関わっていると実感が出来る時です。 時には、子どもの寂しさや辛さに寄り添ったり向き合ったりする中で、大変な事もあり、人生を預かっているという責任も大きいですが、その分、やりがいも大きいです。

  • 今後のキャリアプランについて教えて下さい。

    施設で働き続ける中で、子どもによい支援が提供できるよう、子どもも職員も安心して過ごす事ができるよう、基幹的職員になる事を目指します。

  • 児童福祉業界を志望する人へ一言お願いします。

    私達と一緒に未来ある子ども達の人生を応援してみませんか!

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